おさぴーのシニアライフ実験室

無理せず、面白く。暮らしを愉しくする小さな実験記録。

映画が先か、本が先か

——「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を観て思ったこと

 

先日、映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観てきました。

もともとは、アンディ・ウィアーによるSF小説。
おさぴーは2022年の春頃に読んでいて、
確か星雲賞海外長編部門を受賞した作品だったはずです。

 

2021年12月に発行されました。上下で700ページ越えの大作

 

上下巻で700ページ超。
読み出したら面白くて止まらない。
4〜5日で一気に読んでしまった記憶があります。

 

物語はシンプルに書けばこうです。

中学校の理科教師が、
地球存亡の危機に対処するため、
半ば強制的に宇宙へ送り出される。

そして——
そこで出会うのが、異星生命体。

ただ、この作品の面白さはこの「設定」ではありません。

 

最大の魅力は、
記憶を取り戻していく構成と、ロッキーという異星人との関係性。

このロッキーが、とにかくいい。

言葉も通じない。
価値観も違う。

それでも、少しずつ理解し合い、信頼が生まれていく。

この過程が、たまらなく面白いのです。

 

そして今回、その作品が映画化。

 

いやぁ、面白かった!映画で観るとまたいいものですね。

 

正直、気になっていたんです。

「あの世界観、どう映像にするんだ?」

特に、宇宙船同士をつなぐシーン。
そして、ロッキーのすがた格好。
あれは文字だから成立していた部分もある。

ところが——

これが見事。

想像を壊さず、
それでいて映像ならではの説得力がある描写。

「ああ、こう表現したか」と思わず唸りました。

 

改めて思ったのは、

物語を“書く”こともすごいけれど、
それを“映像に翻訳する”のもまた別次元の仕事だということ。

頭の中のイメージを、
他人の目に見える形にする。

これは簡単じゃない。

感嘆しました。

 

さて、ここでひとつ。

こういう作品に出会うと、いつも迷うんです。

👉 本が先か、映画が先か。

 

今回のおさぴーは「本が先」でした。

だからこそ、映画を観ながら

「あ、このシーンこう来たか」
「ここは省略したんだな」

そんな楽しみ方ができました。

 

でも逆もアリなんですよね。

映画で世界観や余韻に惹かれて、あとから原作を読む。

むしろその方が、物語を二度楽しめるとも言える。

 

ちなみにおさぴーは、

👉 面白そうならまず映画
👉 気に入ったら原作を読む

このタイプです。

 

皆さんはどうでしょう?

本が先か。
映画が先か。

そんなことを考えながら観るのもまた、ひとつの楽しみ方かもしれません。

 

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
間違いなく、“当たり”の一本です。