二年前、モンゴルへ弾丸旅行で出かけたことがあります。
そのとき、強く印象に残ったことがいくつかあるのですが、
その中で今でも鮮明に覚えているのは「街を走る車」の光景です。
まず驚いたのは、渋滞のすごさ。
首都ウランバートルでは、道路という道路に車があふれ、
時間帯によってはほとんど動かないほどの渋滞になります。
人口から考えると、少し意外に感じるほどの車社会です。
しかし、本当に驚いたのはそこからでした。
走っている車をよく見てみると——
その多くが日本車なのです。
しかも、圧倒的に目につくのが、トヨタの プリウス。
※ 二年後の現在はプリウスがナンバーワンかどうかは不明です。
また、モンゴル行って確認しなきゃ (笑)

一台や二台ではありません。
次から次へとプリウスが走ってくる。
思わず
「ここ、日本?」
と錯覚するくらいでした。
なぜモンゴルにプリウスが多いのか
現地の人にその理由を聞いてみると、
いくつかの事情があることを教えてくれました。
以前、モンゴルではロシアから輸入される車が多かった。
しかし、ウクライナ戦争による経済制裁の影響で、
ロシアからの輸入が難しくなりました。
そこで増えたのが、日本からの中古車輸入です。
日本では車検制度があるため、まだ十分に使える車が中古市場に多く出ます。
その中古車が、モンゴルへ大量に輸出されているのです。
モンゴルには、あの元横綱・朝青龍が経営するトヨタのディーラーもある。
ただ、新車はやはり高価。
一般の人にとっては、なかなか手が届きません。
そのため、信頼性が高く、価格も比較的手頃な日本の中古車が人気なのです。
その中でも、なぜプリウスなのか
そして、その中でも特に人気なのがプリウス。
理由はシンプルです。
燃費がいい。
モンゴルは移動距離が長く、燃料費は生活に直結します。
そういう環境では、燃費性能の高さは大きな価値になります。
さらに、日本車は壊れにくいという信頼もある。
結果として、
「中古の日本車 → トヨタ → プリウス」

という流れが生まれているわけです。
行ってみないと分からないこと
こういうことは、ニュースや本ではなかなか実感として伝わってきません。
でも、実際にその土地に立つと、
「へぇ〜、そうなんだ」
という発見がいくつもあります。
世界のあちこちで、人はそれぞれの環境の中で工夫しながら暮らしています。
そして、そうした暮らしの積み重ねが、その国の風景をつくっている。
旅の面白さは、
そんな 「人のいとなみ」 を垣間見る瞬間にあるのかもしれません。
おさぴー、まだまだ知らない「人のいとなみ」をこれからも見に出かけたいものです。