先回の記事 で「AI」のことを書きましたが、その後日談です。
AIが、裁判官や検事の役割まで担って人を裁く——。
先日、そんな近未来を描いた映画を観てきました。
作品は MERCY マーシー AI裁判。

最初は「さすがに荒唐無稽だよな〜」と思いながら、軽い気持ちで出かけたんです。
ところが……これが、なかなか引き込まれました。
ざっくり、どんな話?
舞台は、凶悪犯罪が増えていく近未来のこと。
「人間の裁判は甘すぎる。感情や先入観が入る」
そんな世論の流れも追い風にして、AIが厳格に判断する裁判制度が動き出します。
ところが、ある日。
その制度を推進した側の人物(警察官)が、今度は逆に「被告」として裁かれる立場に置かれてしまう。
しかも状況は最悪。
記憶はあいまいで、時間はどんどん削られていく。
「無実を証明できなければ終わり(処刑です)」という、胃がキュッとなる設定です。
ここがポイントで、戦う相手は“人間”じゃないんです。
**AIが算出する“有罪率”**という数字を、時間内に下げなければならない。
このルールが、かなりエグい(でも面白い)。
そんなストーリーです。
観ていてゾクッとしたのは、ここ
AIは、感情で人を好き嫌いしないし、先入観も持たない。
世界中のデータを総当たりして、矛盾を探し、確率で結論に寄せてくる。
そう考えると——
「人間よりミスが少ない裁判」になる可能性も、確かにある。
でも、だからこそ怖い。
“数字として正しい”が、“人として正しい”とは限らない。
そのズレが、じわじわ刺さってきました。
近未来のSF話ですが、実に考えさせられます。
90分が、ほんとに速い
この映画、体感(速度)がかなり速いです。
画面の中のタイムリミットと一緒に、こっちの心拍数も上がっていく感じ。
最後の展開(どんでん返し)も含めて、思ったこと。
「人を裁く」って、人間でもAIでも簡単じゃない。
そこに納得させられた一本でした。
(※細かいところは、ぜひ映画で。ここではネタバレしすぎないように抑えました。)
おさぴー的評価
星3.5。佳作。
「AIが社会の根っこを握ったらどうなる?」を、エンタメとしてちゃんと味わえる映画にしていました。
あなたが“もし裁判がAIになったら?”って、どう思いますか?
よかったら教えてくださいね。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。