おさぴーのシニアライフ実験室

無理せず、面白く。暮らしを愉しくする小さな実験記録。

やっと行ってこられました、弘前の桜

 

映画『最高の人生の見つけ方』

に出てくる、「死ぬまでにやっておきたいこと」のリスト。

そこまで大げさなものではありませんが、
おさぴーにも似たような“心のメモ”があります。

 

その中のひとつが、弘前の桜を見ることでした。

きっかけは、昔おさだウイズ店のお客さまから聞いたひと言です。
その方は弘前のご出身で、いろいろな桜を見てきたけれど、
「故郷の弘前の桜が一番」とおっしゃったのです。

そこまで言う桜なら、
自分も生きているうちに一度は見てみたい。

ずっと、そう思っていました。

けれど、商いを続けている身には、
桜の一番いい時期に店を空けて旅に出るなんて、なかなかできることではありません。

 

それがこの春、店を退き、身軽な立場になりました。

すると今月13日、カミさんがふいに
「弘前の桜がそろそろ見頃らしいですよ。時間があるんだから行ってきたら?」
と、実にあっさり言うのです。

そのひと言で、眠っていた気持ちに火がつきました。

 

善は急げです。

飛行機を調べてみると、なんとJALの特典航空券が往復とも取れる。
これはもう、行けということだなと勝手に解釈し、
弘前駅近くのホテルを2泊押さえて、出発しました。

当日は空路も順調で、15時前にはホテルにチェックイン。
荷物を置いて身軽になり、カメラだけ持って弘前城へ向かいました。

そして、着いてすぐ思いました。

ああ、来てよかった。

バスを降りた「市役所前」から、もう人の多さが違います。
けれど、その賑わいにまったく負けていないのが桜の存在感でした。

 

弘前城外堀 両岸の桜が迫ってきます

 

交差点を渡って追手門へ向かうあたりから、
外堀沿いにも城内側にも、桜が惜しげもなく迫ってくる。
“咲いている”というより、
街ごと桜に包まれているような感じでした。

 

城内に入ってからは、夜までひたすら桜、桜、また桜。

夕方には、あかね色に染まりはじめた空の下で、
岩木山と桜が並ぶ景色にしばらく見入ってしまいました。

 

夕景の桜と岩木山

ただきれいというだけではなく、
長く心の中に置いていたものに、ようやく手が届いたような、
そんなうれしさがありました。

 

垂れ桜も見事な咲きっぷりです

 

二日目も、ほぼ半日を弘前城で過ごしました。
堀から和船に乗って桜を見上げたり、歩く場所を変えながら眺めてみたり。

 

掘りをめぐる和船からの桜の景色もおつなものですね


同じ桜でも、見る位置が変わると表情がまるで違う。
弘前の桜は、量だけで圧倒するのではなく、
見方そのものを楽しませてくれる桜でもありました。

 

夜桜もとても風情のある佇まい

 

もう十分、いや十分すぎるほど桜を浴びて、
お腹いっぱいになりました。

こうして、心のメモにあった
「弘前の桜を見る」は、無事に達成です。

 

郷土料理のことや、立ち寄った美術館、博物館のこともありますが、
それはまた書く機会があれば、そのときに。

今回はとにかく、
長く憧れていた弘前の桜に、ようやく会えた。

そのことだけで、十分すぎる旅でした。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

※ 参考までに弘前城公園「さくらまつり」マップ、載せておきます。

 

2026年 弘前さくらまつり マップ